1か月以上空いての更新です。
札幌での留学生活も残すところあと4か月余りとなりました。
また、岩手に戻るために新居探しをしていますがこれ!といったものが見つかりません
昨年住んでいた、職場からかなり近く、家賃も安い一軒家は売りに出されてしまいました。
年内に買い手がつかなければまた貸してくれるとのことでしたが、買い手がついてしまいました。(景気がいいですね)
そんなにすぐに買い手がつくならと、同じ地域で売りに出されている同じような中古物件も考えました。
一軒、魅力的な価格、立地、設備の家がありましたが少々訳あり。
数年で北海道移住も検討している身としては、すぐに売れてくれるような物件ではないと困ります。
そこまでの訳ありでもないですが過去5年売れていないという事実。我が家が住んで上書きできるのか。
なかなかリスキーな選択です。
立地としては、通勤時間が無駄と考えているのでやはり職場近くを選択したいです。
ちょうど魅力的なこども園も通園範囲内で見つかったので子供たちの条件もクリアです。
そのまま岩手に永住するなら購入するのですがね
まだ、この先どうするか選択を迷っています。
もし札幌に移住するなら、大学勤務ではなく市中病院か開業医に雇われたいと考えています。
とりあえず、岩手に戻ってkらの3年間はまた、修行と考えています。
目標はサブスペシャリティの取得(手の外科専門医)、学位取得(臨床研究着手中)ですね。
さらに岩手に戻ると自分もそれなりのポジションにつくため、これまで以上の大きな手術の執刀につく機会が増えます。
さらに札幌で学んだ小耳症治療にも携わっていくので経験値としてはかなり上がる期間となりそうです。(つまり、めちゃくちゃ大変)
これらの武器を手に新天地で就活するか、岩手に留まるかですね。
いい年してモラトリアム期です。
ただ、学会などを通じて自分と同世代の先生たちと話すと皆同じような悩み方をしています。
やはりみな家族を持つと、家庭との時間と仕事との間に揺れ動いていますね。
そして、大学は激務のわりに給料が安く週末なども外病院で当直バイトをしないといけないのでつらいのです。
本当に教育と研究にもうちょっとこの国は投資をすべきだと思うのですが、、、
「しあわせって何だっけ」平林大輔著 を最近読みましたがまさに、自分に刺さる内容でした。
もし30代後半にさしかかる同じような方は是非読んでみてもよいかもしれません。
自分の幸せとは何だろうと考えながらこの先の選択肢を慎重に選択して歩んでいこうと思います。
しあわせって何だっけ? 一児の父である産婦人科医が語る“お金”と“時間”と“家族”の話/平林大輔【1000円以上送料無料】 価格:1408円 |
ちなみにこの札幌留学中、新しい技術を学べた他にも両親に親孝行できたなという実感があります。
孫と遊んでもらっているときの両親の自然な笑顔はもう自分だけでは出せないだろうなというような幸せな笑顔でした。(笑う2か月の孫娘を抱っこしている顔や高い高いしてよーとまとわりつかれて困ったような嬉しような顔も、、)
正月や夏季休暇の時だけの滞在だとどうしても私の息子も緊張して打ち解けられないですが、今回は1年という長期間なのでじじばばとも打ち解けてよかったです。